2011年08月03日

夏バテ予防は食事から

◆食欲がなく夏ヤセしてしまう人へ…「温かくて栄養のバランスが良いものを食べよう」
 汗と一緒に排泄される塩分は胃液の成分でもあるので、大量に汗をかいたときには、胃液も薄くなってしまいます。特に夏は水分も多く摂るので、更に胃液の成分は薄くなり、食欲が低下し栄養不足から夏ヤセしてしまいます。
 普段の食生活では、お味噌汁に旬の野菜を多く入れて栄養バランスを良くしたり、いつもより噛む回数を増やして胃の消化活動を助けることも重要です。
 そしてこの夏おすすめなのが、夏野菜と豚肉のスープです。夏野菜(トマト、なす、ズッキーニ、玉ねぎなど)と豚肉(疲労解消の味方、ビタミンB1を含む)をオリーブで炒めてコンソメスープを入れます。塩コショウと最後にカレー粉を加えます。スパイシーな香りで胃液の分泌も促進され、食欲もわいてきます。
 ※ご飯やショートパスタを加えてもGoodです
 
  
◆食欲旺盛!夏太りしてしまう人へ…「甘い飲み物や食べ物、ビールの飲みすぎに注意」  
 暑い日が続くとついつい摂りすぎてしまうのが甘い飲み物やデザート類です。特に清涼飲料水には多量の砂糖が含まれているので、ペットボトルで1日に2~3本飲んでしまう人は要注意です。急激な血糖上昇から糖尿病になる確率も高くなってしまいます。甘い飲み物は1日1本に控え、あとはお茶やミネラルウォーターにしましょう
 そして、仕事終わりの冷たいビールは至福の時ですね!しかしアルコールには食欲増進作用があり、つい食べ過ぎになりがちです。
 夏太りしないための食事のポイントは、アルコールや糖質をエネルギーに変えるビタミンB1を含む食品(豚肉、かつお、うなぎ、大豆及び大豆製品、そばなど)を十分に摂ることです。更にこのビタミンを効率よく体内に吸収するには、アリシンを含む食品(にんにく、ねぎ、にら、玉ねぎ、らっきょうなど)と組み合わせると効果的です。
 おすすめのおつまみは、枝豆、冷奴(梅干やねぎなどを添える)かつおのたたき(生姜やにんにくを添える)、高野豆腐の煮物、豚肉とニラの炒め物、ゴーヤチャンプルなどです。
 そして、夏は野菜が美味しい季節でもあります。大きめに切った、きゅうりやトマト、オクラ、パプリカなどをよく噛んで頂くと満腹感もありますし、ビタミンやミネラル、食物繊維もとれ、脂肪の吸収を抑えてくれます。

 バランスの摂れた食事と適度な運動、そして十分な休養を取って暑い夏を乗り切りましょう!

東京事業部 釘丸あけみ



このページのトップへ

夏バテ予防は食事から - 心と体の元気創造カンパニー 総合体力研究所